「魍魎の匣」を読んだら次はこれなんだよなぁ。
カメ
うむそれ。間違いない。
「狂骨の夢」は人気があると思っておる。
漫画版の「狂骨の夢」。
「魍魎の匣」に続いて「狂骨の夢」もコミックス版を読んでみたが、けっこう忠実に描いてあるんだよな。
カメ
当たり前やろ。
この百鬼夜行シリーズって悲劇的な女性がたくさん出てくるが、自分はこの「狂骨の夢」の民江が一番かわいそうだとずっと思っておる。
カメ
かわいそうだよなぁ。
ふむ。あと朱美は登場時なかなかのインパクトを感じておった。京極夏彦先生ってキャラクターの語り口調だけでその人物の情緒を印象付けられるよな。
カメ
けっこう漫画の登場人物みたいにキャラが立ってるんだよな。今思うと小説読んでたときに感じていたが。
実は漫画化にも耐えられるキャラクターの造形してるんだよな。
カメ
この作画の志水アキ先生はもちろん京極夏彦先生の作品に思い入れがあるのだろうけど、漫画として出来上がった表現を見てみると、やはり人によって印象付けられてる点が違ってて面白いなこれ。
自分としては原作を読んでて緊張していたくだりがサラッと描かれていたり、あっさりした感情だと思っていたところがかなり大げさに描かれてたりするからな。
カメ
読者の数だけ読み方があるというわけである。
今作では伊佐間とか長門五十次とか、以降の作品に出てくるキャラクターも出てきてて嬉しい。見た目もイメージ通りで、漫画家の先生はすごいなこれ。
カメ
自分は伊佐間はU2のエッジのような風貌のイメージがあったのだが?
意外と似てるんだよなぁ。
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