京極夏彦「巷説百物語」より「白蔵主」。

巷説百物語 読書の習慣
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巷説百物語
カメ
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ああ、これやっぱり「小豆洗い」からのキャラクターが登場してくるんだよな。おぎんが出てきておる。

さっそくメインキャラが出てくるが、この「白蔵主」はかなり暗い印象である。

カメ
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暗い話だなぁ。たぶんこれシリーズの中でも例外的に暗い話なのかな。

メインキャラ達も万能ではないようである。舞台は甲斐の国。現在の山梨県あたりらしい。

カメ
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林以上森未満のようなところ、夢山(ゆめやま)というところに男が辿り着く。めちゃくちゃ疲れている模様。

疲労困憊である。狐と塚。そこにおぎんが出てくる。

カメ
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今作は白蔵主という妖怪と結びついた話だが、冒頭の白蔵主のイラストの説明これ。

よく人の知るところなので説明は小略されてるな。昔はそんな有名な妖怪だったのか。

カメ
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作中で治平が言っているが、「齢を重ねし古狐」の妖怪のようだ。

自分はここにある塚というのはしだいに墓のような気がしてきたのだった。そこでは殺人の秘密と狐を殺しまくったうしろめたさが混じりあったようになる。

カメ
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実際そうなんだろうな。そしてここの地理的特徴が一風変わっておる。

独特なんだよなぁ。この塚と、寺(宝塔寺)との微妙な距離感が物語を成立させているように思える。

カメ
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「小豆洗い」もだけど、ストーリーの中の地の扱い方が見事である。その分ちょっと地理関係を把握するのに注意を要するが。

まあ「裏切りの塔」ほどではない。ただむちゃくちゃ事実関係がややこしい話であった。

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