エレファントカシマシ「明日に向かって走れ」。「恋人よ」が最高な件。

エレファントのイラスト エレカシ
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エレファントカシのアルバム「明日に向かって走れ」のジャケット

この「明日に向かって走れ」は、エレファントカシマシの9枚目のアルバムです。

正式タイトル「明日に向かって走れ‐月夜の歌‐」。

「今宵の月のように」(有名!)が入ってるやつだね。

「風に吹かれて」も収録されてます。

「sweet memory」(青春ソングセレクション)を聴いてたとき、「風に吹かれて」と「四月の風」(「ココロに花を」に収録)は双子の曲のように感じてました・・・。

どちらも「風」を歌った名曲で、シングル化されてて。

しかし、アルバムのなかでは別の名曲(「今宵の月のように」「悲しみの果て」)に代表曲の座をゆずちゃった、みたいな・・・。

「風に吹かれて」イントロのウエスタン映画の荒野のような印象がたまりません。

でもやっぱり和風でしょうか。エレカシでしょうか。

エレファントカシマシの「恋人よ」は最高だから。

(「恋人よ」は名曲だから。)

サビの「ぼくら」がいいよね。

この宮本さんの声、1番のサビでは低く、2番のサビでは高音、「ぼくらー♪」と。

この曲、バンドメンバーのことを宮本さんが歌ってるから。これが感動的。

(ちょっとエピックの時代に還ってる風)

明らかに「ぼくら」「われら」はエレファントカシマシの4人である。

バンドメンバー、みんなでひとつ!というのはもしかして珍しい・・・。

カメ
カメ

なぜなら!

「おれたちはぁー♪」と歌い上げる「今宵の月のように」も、やはり一人の決意。

数多くの歌で歌われる「おれたち」は一般的で、限定されておらず。

「ガストロンジャー」ですら、「おれはせっかくのロックンロールバンド」なのですから。

そこに来て!

一人「おれ」でもなく、リスナーに「おれたちは」と呼びかけるのでもなく。

「恋人よ」ではただバンドメンバーの絆を歌っているのだ。

「恋人よ」は最高。

(でも「友達がいるのさ」の「あいつらがいるから」はバンドメンバーのことですかね?)

エレファントカシマシのアルバムの典型が完成した。オレ法則を見つけた。

ほらこの曲順。この並び。

宮本さんが好きなのであろう、このストーリーのような曲順。

「明日に向かって走れ」でエレファントカシマシのアルバムの典型的な型ができました。

まず1曲目にガンと、前作とは違うタイプの曲をもってくる。

「明日に向かって走れ」。他アルバムでは「ガストロンジャー」「生命賛歌」「歴史」「平成理想主義」とかね。

で、名曲、勝負曲を3曲目に置く。

「風に吹かれて」。他アルバムでは「俺の道」「友達がいるのさ」「絆」「明日への記憶」「大地のシンフォニー」。

アルバム中盤に力作を連発。

「昔の侍」「せいので飛び出せ!」「遠い浜辺」「赤い薔薇」が並びます・・・。

ラス前くらいにちょっと静かな、しっとりした曲を置く。

「月夜の散歩」。他アルバムでは「傷だらけの夜明け」「冬の朝」「Under the sky」(あと30周年のベスト盤の「涙」が印象的でした)。

で、絶対的勝ち曲、神曲を最後にもってくる。

「今宵の月のように」。他アルバムでは「コールアンドレスポンス」「なぜだか、俺は禱ってゐた。」「桜の花、舞い上がる道を」「悪魔メフィスト」(あと宮本さんのソロの「昇れる太陽」)。

カメ
カメ

この法則にあてはまらないアルバムもあります。

カメ
カメ

なんじゃらほい。

「明日に向かって走れ」の謎のジャケット写真・・・。

代表作「明日に向かって走れ」。

エレファントカシマシのアルバムの、現時点で一番売れてるやつです。

時代はもうCDじゃなくなってるから・・・。

最後まで最高のセールス記録はこのアルバムでしょう。

売れたのに、代表作が、このマニアックなジャケット。

東京のどこかなんでしょうね。

「明日に向かって走れ」のジャケットについてはあまり言われていません。

被写体をこれと定めず撮られた?

夜の道路に街路樹、写ってる信号は赤ですね。(車のテールランプが向こうに小さく見える)

人がひとりもいないことや、背景の闇色の空、不気味だしね。

ピントもちょっとズレてる・・・。

このジャケット、妙に「シグナル」を聴くと連想します・・・。

まとめ:「やさしさ」を最終目的に。

「明日へ向かって走れ」の興味深いのは、この描かれたヴィジョン。

すなわちエレファントカシマシが、走り抜け、闘って闘って、「やさしさ」を手に入れるんだ!というテーマのことです。

宮本さんの思い描く?テーマは他にも思いつきます。

旅路の果てに「いつものおれ」や「かわらぬおれ」が見いだされるテーマとか。

(「悲しみの果て」。後の「明日への記憶」。)

初期のヴィジョン、「生活の外から生活を渇望する」みたいな。

(のちに「俺の道」で再び見られたテーマ。)

歌の歌詞に「やさしさ」が出てくるのはおかしくない。

それよりエレカシならではの歌詞の言葉は「生活」、あと「労働」とか・・・。

「愛」といかにもきそうなとこに「やさしさ」をあてがうのは、こだわりがあったのだろう・・・。

「せいので飛び出せ!」・・・こういうたまに宮本さんがつくる動物のような無垢な曲がありますが。

この曲でも宝物は「やさしさ」です。

カメ
カメ

ではまた。

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