宮本浩次の新曲「P.S. I love you」です。NHKのドラマの主題歌です。この曲あんまり夏っぽくないけど、ドラマはもともと4月スタート予定だったんですね。
コロナの影響で延期になってました。冬から春くらいには出来てたのかな。自分の感覚としては「Destiny」が出たときみたいな、清々しい作品です。
宮本浩次の新曲「P.S. I love you」。無敵の独歩モードはまだ続く。
「P.S. I love you」。この新曲でもとことん高音域に挑戦しています。我々がカラオケで歌うことはもう不可能です。
宮本さんにとって年齢を重ねても高く声を張り上げて歌うことは、ゆずれないポリシーなんです。
この音域ギリギリへの挑戦と、そこで発声される語句とのコンビネーションがしばしば奇跡を生みます。天使舞い降ります。
ソロアルバム「宮本独歩。」の「冬の花」の叫び声がそうでした。宮本さんが負けるはずがなかったのです。
その「宮本独歩。」モードがまた続いています。「P.S. I love you」。出だしから絶望的に高いです。本当に、カラオケで歌うことは不可能です。我々では話になりません。
またこの曲は一部のハミングを除いて、裏声も使われていません。ここ数年、とくに難聴から回復したころから裏声がよく使われていました。
「RAINBOW」からですね。「なからん」「オレを生きる」「旅に出ようぜbaby」・・・。これって新境地だったんです。
「愛すべき今日」での印象的なファルセットの使い方が最高です。今までありませんでした。
でも「P.S. I love you」ではあえて、もう一度地声で歌い切らないとというこだわりがありました。
「P.S. I love you」初めて配信シングルを購入。ランキング1位になってました。
ついに配信シングルを買いました。エレファントカシマシの頃から全部、モノとしてのCDを買って集めてました。
でも「冬の花」がついに配信だけだったんです。もちろん公式のYouTubeではMVが見れますし、「宮本独歩。」も買ったから「冬の花」は聴けるんですが。
やっぱり今までやってきた、「新曲の発売日を待つ→買えた!」を味わいたいです。その想いのために今回配信シングルの買い方を調べて準備してました。
というかあっけないほど簡単でした。これから宮本さんもエレカシも配信シングルになるのでしょう。(「冬の花」こそCDで欲しかったですが。)
そういえば「シグナル」が配信だったね。
また「P.S. I love you」は配信チャートで1位を獲ってたようです。I Tunes StoreのロックチャートランキングやAmazonのデジタルミュージックのロックランキングでです。
なんか宮本さん、ちょくちょく1位を獲るようになってます。あれだけ長い間エレカシが1位を目指して、でも獲れなくてという時代があったのに。
宮本さはお母さまから「あなたは大器晩成だから」と言われていました。きっと30周年のベストアルバム、紅白出場くらいから波が来出してたんです。
レコチョクで買ってみたよ。
メロディー新境地。宮本浩次の強さとやさしさがこの曲に。
とことん高音域を選択するサビの中、途中で低く歌うことを選んだ「立ち上がれ」、「がんばろぜ」という言葉。
がんばろぜー♪
これはもしかしたらアルバム「宮本独歩。」にはなかった選択です。たまらなくあたたかいメロディーです。
そして次の「I love you」で声を高く張り上げる、聴いてて鳥肌必至です。いいことありますように。
「愛してるぜ日々を」。「日々」というワードが、エレカシファンにとってはもうキラーワードです。
うろつきまわった「日々」。愛してやまないこの「毎日(これも日々です。)」。日々を大切にしていこうというメッセージは宮本さんにとって不変です。
「P.S. I love you」。高音(これはもうなんと高音)では自分を強く鼓舞し、低音部では私たちにやさしく語りかけてくれます。
まとめ:そういえば。
「P.S. I love you」。ミュージックビデオがモノクロな感じは「あなたへ」「Destiny」「愛すべき今日」とかの、「RAINBOW」期のシングルを思い出します。
実際この3曲を合体させたような雰囲気が「P.S. I love you」にはあるんですよね。また初めて聞いたとき、懐かしいような、一周巡ったような感覚も受けました。
最近の自分はもう子供じゃない、大人だというモードが続いています。けどすごい思春期の感情を感じるんです。なにか呼び戻される感覚があります。
「宮本独歩。」の衝撃は続きます。次の新曲も期待ですね。
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