「近畿地方のある場所について」レビューその3。

近畿地方のある場所について 読書の習慣
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近畿地方のある場所について

「近畿地方のある場所について」読み進めていきますよう。

カメ
カメ

ふむ。本の厚みで見るとまだ5分の1くらいだな。

これやろうと思えば1日で読破できそうではある。

カメ
カメ

ただ昨日の晩、とつぜん謎の頭痛と吐き気に襲われたんだが。呪いだろこれ。

やばいよぉ。

カメ
カメ

表紙の感じも怖いんだよな、あらためて思うが。この赤が怖い。というかこの表紙の写真って思いっきりその場所なのでは?

「賃貸物件」など。

怖い、怖いよう。

いきなり怖い話であった。「賃貸物件」の話。よくこんなペースでこんないい感じの怖いエピソード繰り出しよるな背筋。

カメ
カメ

この前になんか八尺様かなんかの短いエピソードもあったが、ここにきて女性の怖い話がでてきたな。

これ、コピー用紙が出てきたときまだ会社でまわりに人がいたから良かったぞ。一人きりの時だとまじでやばいよなぁ。

カメ
カメ

どのエピソードもそうだが、切られて終わるその後の状況が気になるよな。このときも友達と二人でどうなったんだろうな。

で、バイク乗りのブログのエピソードである。

カメ
カメ

この手の写真とか映像とかで、「撮っていたのは誰なんだ」的な不気味さはだいぶ慣れてきたよな。

一種のホラー的手法として確立された感はある。まあ怖いけど。ここでも結構真相に近づいてきてるんじゃないか?

カメ
カメ

つぎの「インタビューのテープ起こし 1」がここまで読み進めてきて一番長いエピソードだな。

こういう霊能力や霊感の実験的なのはまあ読んだことある。まさにこのエピソードで「リング」が言及されておるが、あの作品中でもこういうシーンはあった。

カメ
カメ

ただこのエピソードでは予想からじわじわと逸れていく展開でやはり怖かったという。

怖い、怖いよう。

カメ
カメ

やはり恐怖の映像を解析していると解析者も巻き込まれてしまうんだよなぁ。

で、つぎのエピソードではなかなか面白い手法が取られていた。

カメ
カメ

某月刊誌に掲載された「待っている」というお話。老いた母と息子のエピソードでも謎と恐怖が暗示されているのだが、続けてこの記事のカットされる前の原稿が展開されている。

おおお。これは面白いな。この作者の発想力は宇宙だろこれ。

カメ
カメ

しかも、カッとされてた部分に例のキーワードが含まれてるんだよなあ。

やべぇよお。

「謎のシール、その正体に迫る!」など。

おそらくつながっているであろう恐怖の謎をいくつものエピソードで見ていくこの作品、なにやら新たな局面かと思われる。

カメ
カメ

なんかシールが出てきたんだよな。

なんかナイトスクープでこういうのあった気が。

カメ
カメ

ナイロンの紐巻くやつかな?ナイトスクープはたまに不気味なネタやってたんだよな。マジで怖いやつあったな。

このエピソードの中で建物の2階の窓に貼ってあったとあるけど、今作の怪異が人間なのか、超自然的なものなのか、まだわからないんだよなぁ。

カメ
カメ

人間であることを期待している自分がいるのだが。

今のところ結局最初のアダルトサイトの書き込みのエピソードが一番怖いかもしれん。

カメ
カメ

まあ最初に読んだというインパクトもあるかもしれないけどな。

一理ある。ところでこれってネットに投稿したのと同じ順番で書籍化されてるのだろうか?

カメ
カメ

どうだろうな。この本について読破するまではネタバレしないようネット情報を見ないようにしてるからな。ただかなり盛り上がっているようではある。

ちなみに本作が発表されたのは小説投稿サイト「カクヨム」というメディアだと書かれていたぞう。

カメ
カメ

まだ有名になるまではじわじわと口コミで評判が広がっていってたんだろうな。そういう熱気はいいよなぁ。

そしてまた小沢くん登場である。「『近畿地方のある場所について 』3」。

カメ
カメ

これこの作者(作者ではない設定である)と小沢くんとのやり取りが一応軸になって謎が繋がっていく感じかな?

そうだろうな。小沢くん真面目そうである。今は行方不明らしいぞ。

コメント

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