「近畿地方のある場所について」を読み進めていきますよ。
次は「某週刊誌 1989年3月14日号掲載『実録!奈良県行方不明少女に新事実か?」である。まじで1話1話見ていく模様。
当たり前やろ。さきのじいさんと思わしき人の謎の書き込みに続いて、「某週刊誌 1989年3月14日号掲載『実録!奈良県行方不明少女に新事実か?』」というエピソード。
これ、このエピソード読んでみてなんかもう前のエピソードと関連してそうな感じはあるが、さすがにまだ関連性はわからんな。
これ、この本の厚みに対してこの展開スピードの具合だとどこまで真相が深いのかがまったくわからん。だいぶ巨編なのかもしれない。
なんか「アンビリバボー」みたいなエピソードである。
ふむ。神隠しって山とかキャンプ場とかの印象があるんだが、ここでは住宅街だからオリジナリティがあったな。
これひとつひとつのエピソードにちゃんと怖い要素が入ってるんだよな。
いいよなぁ。これだとリアルタイムで人気が出たのも頷ける。
トラックの運転手のくだりもめっちゃ怖いんだが笑顔これ。
やばいよぉ。で、次が「『近畿地方のある場所について』1。」
え?ここでいきなりタイトルが出てくるんだな。なお1とな。
これやっぱり著者の名まえは「せすじ」で合ってたんだな。
これ誰が書いた文章だとか、注意してないと忘れるぞ。というかなんとなく読み始めたけどかなりレベルが高い作品なのでは?
これ小沢くんはきっと死んでしまっているんだろうなぁ。悲しいなぁ。
そしてまたいいところで話が切れてしまうのであった。
某月刊誌 2006年4月号掲載「林間学校集団ヒステリー事件の真相」。
なんか急にオカルトじみてきておる。
それは最初からなんだよなぁ。もうこれすでに冒頭のエピソードとつながってるやないか。
もしかしたらちょっとこのエピソードで離れる読者がいるかもしれないな。超自然的な要素が出てきておる。
ただ描写がめちゃくちゃ怖いんだが?この作品って明確にこの見えた謎の存在が敵なのだろうか?
「まっしろさん」は不気味だけどちょっと方向が変わったよな。
今までのあいつの感じとは違ってるんだよなぁ。
「まっしろさん」くらいまで読み進めてようやくこの作者がやはりすごい上質なオカルト作家だと気づいてきたんだが?
これ、もともとネットに1話ずつ投稿されてたとしたらすごい上手い手法だよな。読んでる側は1話ごとに今までのエピソードと自分なりに関連付けて推理するわけだから。
それだけ想像力が刺激されるわけである。ミステリーとかホラー系に相性がいいメディアだなこれ。
このあとで「ネット取集情報 1」という形式が異なる内容がある。で、この本の最初ら辺で一番怖いなと思ったのが次の「読者からの手紙 1」であった。
これだけ不気味なのに加え、純粋に怖いんだよな。
これ、コミック化とかするのかもしれないけど、こういうエピソード読むと絶対活字の方が怖いんだよな。
というかこの本ってとめどもなく読み進めてしまうぞ。
次から次へとエピソードが始まるからな。
また「近畿地方のある場所について 2」で小沢くんと出会えたな。生きていたか小沢くん。バラバラのエピソード群の中同じ人にまた会えると嬉しい。
だけど、小沢くん結構真相の入り口まで近づいてる感じだよな。
やばいよぉ。
この辺で怖かったエピソードを思い返しておきたい。トラック運転手のやつと、「読者からの手紙 1」の顔だけ出てきて声を掛けられるのがやばいよぉ。
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