「死」(スティーヴン・キング短編集「マイル81」より)

スティーヴン・キング「マイル81」 読書の習慣
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スティーヴン・キング「マイル81」

「死」ってタイトルこれ。これしかなかったんか?

カメ
カメ

原題は「A Death」だからやっぱり死やないか。

「死」はスティーヴン・キング短編集「マイル81」に収録されとります。

カメ
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このお話の序文では、キングはトマス・ウィリアムスという作家の「ハロルド・ルーの髪」という小説を挙げて、書くということについての小説、物語誕生の経緯についての寓話といっておる。

スティーヴン・キングはこの創作自体の秘伝にすごい興味があるよな。まあ作家だから当然とはいえそうだが。

カメ
カメ

書くことについての小説作法の本も出してるし、こういう短編のひとつひとつにもそれぞれの物語がどうやって生まれたかの経緯を明かしてるもんな。

とにかくこの「死」については、ストーリーがどこへ向かうかわからないが、普段の自分とは違う文体、言葉遣いが最後まで連れて行ってくれたといっておる。

カメ
カメ

読み込む前にパラパラと見てみたが、かなり会話のやり取りが多そうだな。

スティーヴン・キング短編「死」。

話自体はどことなく昔の西部劇のような世界観である。ダークファンタジーのような印象もするぞ。

カメ
カメ

なんかで人間のつくった物語のジャンルで最古のものは法廷モノだと読んだ記憶があるのだが、まさにこの作品でもある裁判の様子が描かれている。

うむ。下品な部分はあるが、けっこう好きな作品かもしれん。

カメ
カメ

少女殺しの罪で黒人のジム・トラスデイルという男が逮捕される。それと逮捕した保安官のバークレイ。この2人が軸になっている。

これフォークナー的な古い南部の差別意識とかは感じられないぞ。西部劇的な世界観も相まって、そのへんはむしろ消してあるな。

カメ
カメ

途中、真犯人をめぐっての謎解きの要素が入るかと思いきや、読者がそう思わせられてしまうのもキングの狙いだったのかもしれないな。

うむ。悲劇的なテーマであるにも関わらず、どこか含み笑いがある作品であったな。

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