ゆっかねん(菅井友香と守屋茜)の曲が聴けるということで「黒い羊」タイプCを買いました。
ジャケットはりさとはぶちゃんなんだよん
今日はユニット曲「ヒールの高さ」と話題の「黒い羊」について書きます。
ゆっかねんの曲来たよー!
ついにきました!
欅坂46のキャプテン菅井友香と副キャプテン守屋茜が二人だけで歌うナンバーですよ。
ファンとしてはこの二人の歌声をあらためてじっくり聴くことができて嬉しいですね。
ゆっかーって声がすごいかっこいいんです。「エキセントリック」の「うわさのたぐい」とか超かっこよく聴こえます。
ゆっかーは強く歌い上げるというより、普段の声のトーンを強めた感じで歌ってます。
言い換えると、ほとんど地でしゃべっている、普段のしゃべりの延長といった感じですね。
これは下手なのではなくて、むしろこういう歌い方のできる人の方が少ないのだと思います。
ゆっかーの場合、自然とこれができています。ちょっと衝撃かも・・・。
すごい才能!
あかねんは、またちがうタイプの歌い方です。
「エキセントリック」もそうだけど、あかねんってかわいい歌い方をします。
あかねんは軍曹っていうあだ名で、負けず嫌いなお姉さんキャラですね。それに純粋に応えようとして不器用な結果に終わるという・・・。
声がかわいいんだよね
「ヒールの高さ」は爽やかで透明感のある新曲!
「ヒールの高さ」には透明感、みずみずしさのようなものがあります。
欅坂46の他の曲に比べて、音が少なくて、音の間を風が吹きぬけるようなひんやりとした爽やかさがあります。
それがそのまま、歌詞に描かれた、社会人としての責任感、緊張感と学生時代の気分が残る純粋さとが混ざり合ったような感情を表現しています。
歌詞がすばらしいのは言うまでもないですが、とくに感動的なのが「つま先が痛くて遠くに行けない」とか「雲に何かのかたちを見る」みたいな、感情の素朴さなんですよね。
実は学生時代でもこんなこと考えないと思います。あべこべだけど、こういう素朴さって、じつは大人になって生まれる気がします。
それも大人だからちゃんとしなくちゃ、という気持ちを持った、愛すべき大人が社会のなかで途方に暮れたようなときに訪れる瞬間にだけ・・・。
実際、これはよくあるアイドルの曲ではないです。可愛かったり強かったりとかではなく、描かれている感情が現実的です。
だからこそ、キャプテン、副キャプテンとして、実際に欅坂46のことを支えている二人にふさわしい曲ですね。
「黒い羊」はスルメ曲!
自分はずっと車でCDをかけて聴いてるんです。(もうほとんど自宅で音楽は聴いてません。今はyoutubeびたりで、中高生のころのように自部屋で音楽など聴いてないのです・・・)
車で聴いてたら聴く「黒い羊」は立体的で、音作りも凝ってて、ベースとかフリーみたいにビンビン鳴ってます。
ところで「黒い羊」って、あまり好きになれなかったんですよね。
ピアノも、ドラムも、ベースも、ストリングス(?)もすごいきれいで、高級感がある曲だなとは思ってました。
でも音作りは超サイコー!なんだけど、歌の世界があまりに狭いと思ったんです。
「アンビバレント」みたいに抽象的でいろいろな局面でうなづけるような歌詞ではありませんでした。
それがなぜか部屋で「黒い羊」を聴きたくなって、古いラジカセでCDをかけました。
そしたら、安物のラジカセのせいか音がこもって、まるみが出て、歌詞があらためて頭に入ってきました。
すると、曲の印象が全然ちがうのです。
つまり、「黒い羊」って歌詞がめちゃくちゃいい!と気づいたわけで(遅い)。
「黒い羊」は今までのシングルに比べて、誰がどのパート、という感じじゃないですよね。
メンバー全員が一丸となって欅坂46というなにか一個の人格のようなものができてるんです。
そしてそれはやさしさのかたまりであり、けやきの「や=やさしさ」が具現化したものなんです!
まさに聴きこめば味わいが出てくる、スルメ曲というわけです。
今は特に好きなシングル曲です。
まとめ
いかがでしたか?
今日は「黒い羊」タイプCの感想でした!
欅坂46の曲って、けっこう聴きこむほどに味が出てきます。
今「黒い羊」から次のシングルがまだ出てなくて間が開いてますね。
この間に今までの曲を違う環境で聴きなおしてみたらまた新たな魅力を発見できるかもしれませんよ!
それにファンとしてはゆっかねんの新たな曲もぜひ聞きたいですね。
ではまた。
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